出張や旅行から帰るたびに頭をよぎること。
――「お土産、どこまで配ればいいんだろう?」
毎回のことなのに、いつも迷います。
とりあえず部署全員?それとも仲のいい人だけ?
お土産売り場では、つい「会社用」として個包装の大袋を手に取ります。
でも、帰って冷静に考えると、
「この人数じゃ全員に行き渡らないかも…」
「そもそも隣の部署にも配るべき?」
と、配分表を頭の中で必死に作りはじめるのです。
配り歩く時間と勇気
会社の昼休みに「○○行ってきました〜」と差し出して感謝されるも、
内心では「次の人の分、あと何個残ってるっけ」と在庫管理モード。
まるで小さな物流センターのようです。
もらう側も気をつかう
逆の立場になると、もらう側もけっこう気をつかいます。
「ありがとうございます!これ美味しいですよね」と返す定型文に迷いがない。
でも内心では「自分、旅行行ったらちゃんと返せるかな」と密かにプレッシャー。
この“お土産の連鎖”が、社会人の礼儀を保っているのかもしれません。
最近の私の結論
悩んだ結果、最近は“お土産は気持ちの範囲で”をモットーにしています。
部署の共用スペースに「ご自由にどうぞ」と置いておく。
それだけでも「気がつく人には伝わる」し、気が楽。
もはや、“全員にきっちり配る”よりも、
「ちょっとした気持ちを置いておく」くらいのほうが、
お互いに優しいのかもしれません。
次の出張では、またお土産コーナーの前で立ち尽くすんだろうなと思いつつ、
今日もそっと会社の棚に箱を置いてきました。
お気軽に共感した方はまた読みに来てください!では、また会いましょう!


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