仕事で外出するとき、社有車の鍵を手にした瞬間——
なぜか自然と、いつもより背筋が伸びる気がします。
プライベートの自分の車なら、多少ラフな姿勢で気楽に運転できるのに、
社有車となると話は別。
急ブレーキや急ハンドルなんて、もってのほか。
なんだか“会社の看板を背負っている”ような気がして、
つい丁寧に、慎重に運転してしまいます。
スピードメーターを気にする自分
プライベートだと、「少し急ごうかな」と思う場面でも、
社有車では自然と制限速度マイナス10km/hくらいで走ってしまう。
後ろの車に少し詰められても、
「どうぞどうぞ、お先に」モード。
信号が黄色になりかけたら、
いつもなら「いける!」と思うところを、
「いや、安全第一で止まろう」とブレーキ。
自分でも驚くほど、安全運転の化身になります。
「社有車=見られている感覚」
ナンバープレートの横に小さく社名のステッカー。
それが貼ってあるだけで、
まるで後ろから常に誰かに見られているような気分になります。
“会社の車でマナー悪い運転してた”なんて噂、
社内で出回ったらたまりません。
だからこそ、
右折時のウインカーも早め、
一時停止はピタッと。
あの無言のプレッシャーは、なかなか強力です。
丁寧運転は意外と心地いい
不思議なもので、
そんな風に“低速で丁寧に”運転していると、
心まで落ち着いてくる瞬間があります。
急がず、焦らず、安全に。
どこか“余裕を持つ感覚”が心地いいんですよね。
仕事の移動なのに、
ほんの少しだけリラックスできる。
これも社有車ならではの良い効果かもしれません。
おわりに
社有車を運転するときは、
会社の車を大事に扱うのはもちろん、
「安全運転=信頼の運転」だと感じます。
プライベートの車でも、
その“丁寧さ”を少しだけ持ち帰れたら理想かもしれません。
今日もハンドルを握りながら、
“会社の一員”として、慎重に走る自分がいます。
お気軽に共感した方はまた読みに来てください!では、また会いましょう!


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