あのときのワクワク
FIREを目指して「投資で少しずつ資産を増やしていこう」と思い立ったのは、ほんの最近のこと。王道の積立投資だけではなく、ちょっとした“スパイス”も欲しくなってしまうのが人間の性です。
そんなときに出会ったのが「メタプラネット」。SNSでも話題になり、ニュースにも取り上げられ、「これは波に乗るしかない!」と600円台まで下がったタイミングで思い切って購入しました。
そこからの下り坂
しかし、現実は甘くありませんでした。買った直後から株価はさらにじわじわと下がり、アプリを開けば真っ赤な数字。気づけば「今日は何円下がった?」と確認することが日課になり、株価チェックが一種の精神修行のようになってしまいました。
「なぜあのとき冷静になれなかったのか」——そんな後悔が頭をよぎります。
話題に乗る怖さ
今回の経験で痛感したのは、「話題になったときに買うのは、だいたい遅い」ということ。みんなが盛り上がっている頃には、もう天井を打っている可能性が高い。頭では理解していたのに、いざ自分がその場に立つと判断が鈍ってしまう。
SNSでの「爆益報告」や「次は来る!」という声に心を揺さぶられ、結局自分の投資ルールを守れなかったのです。
FIREを目指すなら
本来、FIREを目指す投資は長期・分散・積立が基本。目先の値動きに一喜一憂している時点で、ゴールから外れているのかもしれません。けれど、今回の失敗は「焦り」や「欲」と向き合うきっかけになりました。
考えてみれば、資産形成の道はまだ始まったばかり。むしろここで痛みを知ったことは、長い目で見ればプラスなのかもしれません。
終わりに
メタプラネット株を見ては、まだちょっと悲しい気持ちになります。それでも、この経験が次の投資判断を落ち着かせてくれるはず。投資は「勝つ」ことよりも「続ける」ことのほうが大切だと、自分に言い聞かせています。
きっとまた失敗することもあるでしょう。でもそのたびに学んで、少しずつFIREに近づいていければいい。そう思えるようになっただけでも、この含み損には意味があるのかもしれません。
お気軽に共感した方はまた読みに来てください!では、また会いましょう!


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