進路を考えていた学生時代、私は大きな選択を迫られました。
臨床検査技師として病院で働き、医療の現場に貢献するのか。
それともメーカーに就職して、安定した収入を得るのか。
臨床検査技師は「やりがい」があります。検査を通して患者さんの命や健康に直接関わり、社会に貢献できる。これは何ものにも代えがたい価値だと思います。
しかし、現実として給与は高いとは言えません。生活を考えたときに、不安が残るのも事実でした。
一方、メーカーという道を選べば、直接的なやりがいは薄いかもしれませんが、収入は安定し、将来を描きやすい環境があります。
私は悩んだ末に、「お金」を選びました。
やりがいだけでは続けられない
やりがいは確かに心を支えてくれます。ですが、それだけで生活を成り立たせるのは難しい。
生活が不安定であれば、やりがいを感じる余裕すら奪われてしまいます。
「誇りを持って働きたい」という気持ちと同時に、「安心して生活できること」もまた不可欠なのだと感じました。
お金が基盤をつくる
十分な収入があることで、心に余裕が生まれます。
休日に新しい学びに挑戦したり、旅行で気分をリフレッシュしたり、家族や友人との時間を大切にすることもできる。
お金は単なる数字ではなく、自分の人生を広げるための基盤なのだと思います。
おわりに
やりがいか、お金か――これは一度は誰もが考える問いかもしれません。
私の答えは、**「やりがいは大切だが、それを支えるためのお金がなければ続かない」**です。
だからこそ、現実的にお金を選んだことを後悔していません。
そして、この選択の先に、また新しい形でのやりがいを見つけていきたいと思っています。
お気軽に共感した方はまた読みに来てください!では、また会いましょう!
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